４．炭水化物が２種類あるのはなぜですか。
　1 ）炭水化物（八訂）について
　　　八訂成分表では炭水化物は、当該の食品の「利用可能炭水化物（単糖当量）」が収載

　　されているか収載されていないかによって、「八訂成分表での炭水化物」として用いる

　　数値が異なります。「利用可能炭水化物（単糖当量）」が収載されていれば、「利用可

　　能炭水化物（質量計）」を「八訂成分表での炭水化物」とし、収載されていなければ

　　「差引き法による利用可能炭水化物」の値を「八訂成分表での炭水化物」とします。
　 　　栄養サポートでは、八訂成分表だと別々に収載されている「利用可能炭水化物（単糖

　　当量）」「利用可能炭水化物（質量計） 」「差引き法による利用炭水化物」を食品ごと

　　にいずれの数値を「八訂成分表での炭水化物」とするかを識別して「炭水化物（八訂）」

　　とまとめて表示しています。
　2 ）炭水化物（七訂方法）について
　　　「日本人の食事摂取基準（2025 年版）」（以下、摂取基準2025）では、エネルギー・

　　栄養素の指標値は「日本食品標準成分表（七訂）に基づき計算されたエネルギー・栄養素

　　摂取量に対応するものとして策定」されました。
　　　このため、栄養サポートでは、上記１）の「脂質（八訂）」とは異なる値として、「八

　　訂成分表の脂質」を「脂質（七訂方法）」として表示しています。「七訂方法」という

　　のは、八訂成分表の脂質を用いて七訂成分表までの方法で栄養評価する場合に用いる数

　　値であり、七訂成分表の脂質の値ではない点にご注意ください。